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葉山の豆腐屋さん「高梨豆腐店」。

夏が近づき、蒸し暑い日々がつづくようになると
無性にうまい冷奴が恋しくなる。

豆腐好きとしては、どうせならおいしい手作りの豆腐にこだわりたい。
そのな時は決まって、明治時代からやっている老舗の豆腐屋さん
「高梨豆腐店」にふらりと立ち寄る。

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高級小料理屋をほうふつさせるシックでお洒落な外観。
高梨豆腐店の看板がなければ、豆腐屋さんとは思わないだろう。
まして、店構えが新しいので、まさか明治創業の老舗だとは一見ではわからない。
海岸線の道路拡幅整備の流れで、目抜き通りが新しくなったのに
合わせてリニューアルしたようだ。

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「葉山豆腐」の暖簾をくぐると、
お店の中は、一変して昔ながらの豆腐屋さんらしいつくり。
職人さんがこちらに目もくれずに黙々となにやら作業をしている。
緊張感すら漂う。

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すし屋のように壁に掲げられているメニュー。
豆腐 180円
寄せ豆腐 230
油あげ 80円
がんもどき 130円

などなど昔から変わらない定番メニューがならぶ。

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この前食べた寄せ豆腐もおいしかったし、厚揚げやがんもどきの揚げ物も大好物。
たかが豆腐。されど豆腐。
優柔不断がたたり、あれやこれやと迷っていると、その間ずっと
優しそうな目でお母さんがこちらが決まるまでゆったりと待っていてくれた。


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結局、シンプルに豆腐を一丁注文。
ちょっと申し訳ない感じでいると、まったく意に介さない笑顔で
手慣れた手つきできれいな水からひとすくいしてくれた。

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高梨豆腐店の豆腐は、粒ぞろいのよい大豆を井戸水で丹念に洗い、
釜でゆっくりと煮てつくる昔ながらの豆腐。

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この豆腐、職人が30分くらいかけてじっくりと押し固めているそうで、
ほどよく凝縮した舌触りがなんとも言えない。
それでいて、寄せ豆腐同様にふわりと口の中でとろける。
味は、なんといっても大豆本来の味がずしりと濃く、
あとから甘味が口の中にひろがってくる。
醤油をかけずにその素材の味自体をぞんぶんに堪能したい。

今もなお当時と変わらぬ製法を愚直に守リ続けていることで、
この匠の味が生み出されているのだろう。

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味も人間も変わらないでいることが一番難しい。
この豆腐は、明治43年から変わらず、毎日葉山の食卓に並びつづけている。
毎日、同じクオリティのものを提供する難しさと大変さはいかばかりか。
ここに職人の意地と誇りを感じざるを得ない。

昔の高梨豆腐店を知らない。
でも、この豆腐の味とお母さんが豆腐をすくう姿は、
きっと100年たった今も昔となんら変わってないんだろう。

あまりにも日常に溶け込みすぎて、変わってないことにすら気付かない。


●高梨豆腐店

住所 神奈川県三浦郡葉山町堀内902
TEL: 046-875-0503
営業時間 8:00-19:00
休み 水曜日


<移住者目線>

葉山コロッケで有名な「旭屋牛肉店」や朝市でも買うことができる。

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